林が枯れたり実ったり

自宅警備の可能性を模索するニートブログ

Dream Theater Images, Words & Beyond 25th Aniversary Tour 2017/9/11 来日公演 感想

ドリムシだ〜!

迫る私のライブ人生引退の餞には上等過ぎます。

ちなみに初参戦。ファン歴の長さは相当なんですけど...(汗)相変わらず大したことない愛を過大に謳っている枯林です。

いやでも本当に嬉しい。
平日とか本当ふざけんなよと悪態ついていただけに行けることが確定したら喜びも倍増します。しかも平日に日本武道館です。一体どの位埋まるのかも楽しみの一つ。



愛知、広島、東京、大阪で公演!

愛知の後に広島に行く変な順番が気になりますが、今時日本でこんなに「Tour」らしいツアー出来る海外バンドは珍しいです。かつてBig in Japanと形容されたインギーでも今は無理なんじゃないかな。未だにそれほどの人気があるとは...。

そんなこと呟いていたら、友人が今回のツアーは名盤「Images and Words」が全曲演奏されることを聞きました。


だからか!

全然知りませんでした。
そりゃかつて熱心だったファンの方々が来てみたくなるのも頷けます。ツアー名自体がImages and Wordsが25周年みたいなタイトルですもんね。ツアー名なんて気にしたことないから気付かなかった。もう少しこういったことに目を向けるようになりたいですわ。



さて、ちょっとしたお浚い。

現メンバー(敬称略)
Vo. James LaBrie以下ラブリエ
Gu. John Petrucci以下ペトルーシ
Ba. John Myung以下マイヤング
Ke. Jordan Rudess以下ルーデス
Dr. Mike Mangini以下マンジーニ

マンジーニ以外全員ファーストネームがJなんですね。作ってて気付いた。John Manginiさんなんてどっかにおらんもんですかね。

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武道館。
2015年のJudas Priest以来です。

途中でチケット余ってると叫んでいらっしゃる方が何人かいました。まだダフ屋さんっているんですね。いや別にいいんですけど、今更チケット料金水増しして買う人なんているんですかね。チケットキャンプのような優良サイトもありますし。当日券もあるんじゃないかな。

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ステージが超シンプル。

バックスクリーンもバンドロゴも無しなんですか?お金掛けなすぎじゃありませんか!せめてアップで見えるスクリーンくらいは欲しかった...。


事前予習一切無しでいざ開戦。
ファンを自称していますが、12th Dream Theaterと13th The Astonishingは未聴です。買ってすらいません。ごめんなさい。

私個人としてはなぜかお気に入りBlack Clouds & Silver Linings収録のThe Count of Tuscanyが演奏されたら良いなー程度の、割と期待値の低い心情でのスタート。ちなみに客入りは9割5分位の満員御礼。平日ですよ?凄いです皆さん。

ネタバレなので念の為行を空けます。















【SE】最新作のThe Astonishingは全2時間を超える作品だと聞いています。まさかこの曲はそのアルバムに収録されているんですか!?

こんなレベルのクラシックが!?
ドリムシすげぇ!ルーデスすげぇ!

※なんて思っていたわけですが、素敵な勘違いでした。調べたらTwo Steps From HellのThe Colonelて曲でした。ですよねー...。


○前半

① こ、このリフは、ワタクシの一番好きくないSystematic Chaosの曲(タイトル忘れた)では...。元ドラマーMike Portnoyのジャイアンラップは音源から流用。なんでこの曲をやったんですか...。そもそもジャイアンラップ要らんやん。

なんて文句垂れてましたが、見世物小屋が目まぐるしく手を替え品を替えて観衆を魅了しようとしている雰囲気がまさにドリムシで、もう一度あのアルバムをちゃんと聴き直さないと勿体無い感覚に囚われてしまいました。いきなりやられたぜ...。

ラブリエは相変わらず締まりの無い歌声を、思わず「可愛い」と表現してしまいそうになる愛嬌を滲ませ頑張ります。

そして遠目から見ると黒いバンダナしているマンジーニがPortnoyに見えなくもない。マンジーニさんパワーヒッターやん。


② 聴いたことないす...。
12thか13thの曲と思われます。確かこの曲辺りでルーデスがiPad(?)に似た何かを持って前に出てきました。彼がそれを触ってどの音が出ているか...全然わかりません...。違う曲かも。もう記憶が曖昧。


③ ヘ、ヘルズキッチン!

まさか、なんで?でも嬉しいです。こういうの聴いていると、このバンドはボーカル要らないんじゃない?なんて失礼なことを思ったり思わなかったりするのは私だけでは無いはずと信じたい。素晴らしい。


④ これもわかりません。普段はライブに行くと往年の名曲よりも新曲を演奏してほしいと思う私ですが、この時ばかりは旧譜からの演奏を心から願っておりました。

どうでもいいんですが、私の座っている2階席のペトルーシ側は皆ガン座りの上に体を揺らしている方すら見受けられません。その辺りで1人揺れている人を見たとしたら、恐らく私です。邪魔だと感じられた方、ごめんなさい。


⑤ これも知りません。この会場のどれ程の方々が最新作まで律儀に追ってきているのか非常に気になります。買っていない私が言う資格もないか。ごめんなさい...。

しかしこの会場全体のノリの悪さは...。確かWOW WOWで生放送してるんですよねこれ?


⑥ マイヤングがソロ弾き始めました。
もっとテクニック満載の低音ピロピロ来るかと思っていましたが、大人しめのベースソロ。後になって知ったんですが、これベースソロ曲のカバーだそうです。即興じゃなかった模様。

当然全然知りませんが、ピロピロ祭りが続いたのでちょっとした休憩になり助かりました。


⑦ ここでようやく聴き馴染んだフレーズが!Train of ThoughtのAs I am。インストパート長いんで、いっそStream of Consciousnessを演奏して欲しかった。

この曲に対するオーディエンスの反応は多少良かったです。最後に少しだけMETALLICAのEnter Sandmanを混ぜてきて友人は大興奮。


⑧ この曲やるとは予想外でした。Dramatic Turn of Eventsはかなり聴いた割に曲名を一曲も覚えていません。それでも内容はバッチリ。

終盤締めに入る展開がとてもクロージングに相応しい名曲です。最後にしっとりと決めるラブリエは見事。力を抜いた歌唱は本当に一級品です。


【休憩】1時間キッカリで20分の休憩へ。嫌でも目に入る女性トイレに笑えない行列が。20分で足りるもんなんですかね。野郎は早い。

休憩中に前半のまとめ。

ラブリエ以外全員基本的に突っ立ってるだけ。完璧な演奏をソツなくこなす。マイヤングが立ってるだけなのは想定の範囲内ですが、ペトルーシもたまにコーラスしてるくらい。ルーデスも②でちょっと前に出て来ただけ。メンバー全員演奏している曲が難しいから余計なこと出来ないのかもしれません。

ライブというよりこれはショーかな。

その壁を空気読まずに果敢にぶち壊そうとするラブリエさん。その頼みのラブリエさんも間奏になると疲れたのかやることないのが辛いのか裏に消える徹底ぶりはいつも通り。間奏長すぎるんで間がもたないのはとてもよーくわかるんですが...もうちょっとなんかやってほしい。得意のタンバリンも出てきません。


○後半

⑨ ここでいつものアルペジオが!
ポーミアンダーです。皆さん大声でコーラスを叫ぶ。ようやくライブらしくなってきました!バンドがオーディエンスと一体になった感覚に到達。やっぱり今回の目玉だけあって半端じゃない盛り上がり。


⑩ キー下げが顕著ですね。いや、歌えないまま無理に演奏するよりはこっちの方が何倍もいいです。

原曲は最高に素晴らしいのですが、後半訪れるハイトーンの嵐をラブリエさんは華麗にスルー。ほとんど高音使わずに歌います。ちょっと冷めるものの、まあ、出ないものは仕方ないよね。


⑪ 冒頭にあるカッコ良すぎるキーボードソロでテンション上がりまくるものの、この曲も高音パートは封印。ここまで徹底していると逆に清々しいです!

ペトルーシのギターソロで眠くなったのはここだけの話です。この前観たジェネレーションアックスのザックワイルドの時のように...。にしてもこの人一回のライブで何回ピッキングしてんだろ。誰か数えて下さい。


⑫ このアルバムの曲、本当イントロからして印象的なものばかりですね。良い気付きになります。やっぱりしっとりした歌唱パートは絶品です。


⑬ ドリムシの超代表曲。間奏はディズニーランドを想起させます。私だけ?

で、そのただでさえ長い間奏からマンジーニさんのドラムソロに...。遠くからなのでよくわかりませんが、いつもの回転をやっていました。ドラムソロ中にマンジーニさんは変顔をして楽しませてくれるエンターテイナーなので、スクリーンでアップにしてやってほしかった。

個人的にこの曲で一番美味しい歌メロである「There must be the third and last dance, This one will last forever. Metropolis watches and thoughtfully smiles, She's taken you to your home.」が省かれたかと焦りましたが、そんなことなくちゃんと披露され一安心。


⑭ この曲、そもそもそんなに好きではないためかどんな感じだったか忘れてます。ツーバス疾走したパートはかろうじて覚えてる。


⑮ ラスト前の小曲。ちょっとしたソロをルーデスが弾きました。マイヤングのソロもそうでしたが、肩の力抜かせてくれて助かります。こういう曲はラブリエ本領発揮です。


⑯ イントロからしてドリムシ全開。面白いパートが沢山詰め込まれたこの曲は想像した以上にライブで映えることを実感しました。大抵のバンドは自分達の実力を超えた曲をアルバムに収録してもライブでは演奏しないことが多いです。この人達はレベルが違いますな。普通の人間なのはラブリエさんくらいです。

そのラブリエさん、原曲でいう7分5秒くらいにあるハイトーンを出したのには驚いた!周囲の方々が思わず拍手。今回のライブ、ここまで高音域封印していたのはこの声出すために温存していたのね。

ここで名盤Images and Wordsの全曲再現は終了。もうお腹いっぱいです。ていうかアンコールもやってくれるんですか?ボリュームたっぷりです。


○アンコール

⑰ A Change of Seasonsが。

え、今から23分もやるんですか!?

ホンッッットサービス精神旺盛な方々で敬服します。いや、嬉しいですよ?当然嬉しいです。ただ聴き疲れしたのは否めません。演奏しているメンバーは疲れないのか。前任ドラマーのPortnoyさんが腱鞘炎になったのも仕方ない気が...。よくこんなライブ毎回やってますね。マンジーニさんももう54歳なので御自愛を...。

不安要素皆無(強いて言えばラブリエさん)の演奏は良い意味で淡々とした雰囲気を漂わせていました。


降伏します。
参りました!

軽く値段を超える価値のあるライブを観せてもらえました。腹十二分目です。会場を後にする最中、寝ちゃったという声も聞こえました。許容量を超えて夢劇場へ誘われるとは、バンドコンセプトを体現されたとも言えます...前向きに捉えれば。

私としては、強いて言えばもう少し砕けてライブライブしても良い気もしました。ライブ映像はMetropolis 2000: Scenes from New YorkのDVDで見たことありますが、あれは不必要なチカチカや画面効果がバンド映像を台無しにしていたのでそこに怒りが向かい、この事実に気付きませんでした。イライラしたんでそう何回も見てませんし。

まあパフォーマンスより演奏優先の姿勢は大変好感が持てるので、これはこれで素晴らしいものであることに疑う余地はありません。



ありがとぉドリームシアター!!!

友人は「いやぁーエンターサンドマン良かったね!」と面白い感想を口にしていました。ドリムシからは出てこないようなメロディですもんね。そりゃ頭に残ります。

もう誘わないつもりです。
少なくともドリムシのライブには。


また機会があったら行きたいです!

※以下セトリはコピペです。
〈第1部〉

1 The Dark Eternal Night
2 The Bigger Picture
3 Hell’s Kitchen
4 The Gift of Music
5 Our New World
6 Portrait of Tracy (Jaco Pastorius カバー・John Myung ソロ)
7 As I Am
8 Breaking All Illusions

〈第2部「Images and Words」〉

9 Pull Me Under
10 Another Day
11 Take the Time
12 Surrounded
13 Metropolis Pt. 1 : The Miracle and the Sleeper
14 Under a Glass Moon
15 Wait for Sleep
16 Learning to Live

〈アンコール 「A Change of Seasons」〉

17 A Change of Seasons: I The Crimson Sunrise
A Change of Seasons: II Innocence
A Change of Seasons: III Carpe Diem
A Change of Seasons: IV The Darkest of Winters
A Change of Seasons: V Another World
A Change of Seasons: VI The Inevitable Summer
A Change of Seasons: VII The Crimson Sunset
  1. 2017/09/14(木) 21:42:23|
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